作品について
宜野座村松田区で発見された、作者や成立年などが不明な組踊
「黄金の羽釜里川の子」。台本が古く、後半部分しか残っていなかったため、上演は困難とされてきました。
しかし、宜野座村出身の琉球舞踊家 髙里風花が、沖縄県立芸術大学大学院在学中に松田区芸能保存会の許可を得て、残された資料をもとに欠落部分を補い、上演可能な形に復元されました。特に、物語の後半に登場する「間の者」の台詞を手がかりに、前半部分を想像し、再構成しました。この組踊は、貧しい家庭の息子「里川の子」が主人公ですが、今回は「里川の子の妻・乙鶴」の視点を取り入れ、夫婦の物語として再構成されました。特に、我が子を諦めなければならない母親の悲しみと強さを強調しています。
【日にち】2025年3月2日(日)
【時間】13:00開場 / 14:00開演
【料金】
一般 3,000円(当日3,500円)
村民割 2,500円(当日3,000円)
※全席自由 ※未就学児入場不可
【出演】
東江裕吉
髙里風花
二代目 比嘉清子
玉城匠
伊藝武士
下地心一郎
砂川博仁
他
【地謡】
新垣俊道、喜納吏一、仲村渠達也(歌三線)
比嘉千咲(箏)
仲嶺良盛(笛)
佐久本純(胡弓)
宮里和希(太鼓)
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